
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は当会に対しましてご理解とご協力を賜り誠に有難うございました。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
さて、今年は馬年。天翔ける駿馬の如く、当会が飛躍の年となりますことをご祈念致します。
新春の箱根駅伝は様々な感動を呼びました。改めて襷(たすき)を繋ぐことの意味を深く感じさせられました。第20代会長として襷を受け取ったからには、東京与論会の102年に及ぶ歴史の重みを確りと背負って、新役員の方々と心一つにブレることなく襷を未來へ繋いで参ります。
箱根駅伝史上三連覇を2回も果たし、過去9回の優勝を誇る青山学院大学の強さは、当に襷に込めた絆の強さでありました。そして山登り山下りを戦略とした徹底的な練習量の豊富さでした。原監督に「新山の神」と言わしめた黒田朝日選手の力走は、その象徴的な出来事でした。約2分もタイムを更新するという区間新記録に度肝を抜かれ、他のチームの監督たちは唖然とするばかりでした。
特に原監督の言葉が胸に刺さりました。
「自分だけの為には走れない、やっぱり誰かの為でなくては走れない」と。
自己中心的な走りから解き放たれて利他の心へ、そして無私の精神に昇華された時に、人は予期しないほどの大きな力を発揮する。同僚だった選手が一昨年病気で亡くなったという。彼の分も襷にこめ、彼の名前に因んで足に☆7と書いて、黒田朝日選手は懸命に山を上ったのであった。彼は途中で意識が無かったという。無意識の大きな力が彼を突き動かしていたと思われます。その話を聞いて、私は目頭がジィ~ンと熱くなりました。
与論に昔から伝わる「誠の心」が、私の頭を過りました。先祖の人々は「木の葉みたいな」小さな島で生きていく為には、「誠打ちじゃしょり」の心を大切にして、心一つに助け合って生活を営んで来たのです。箱根駅伝は忘れかけていた大切な心の宝を蘇らせ、私自身の明日への活力となりました。
東京与論会は、これからも「誠の心」を見失うことなく、大切に守り育て会員相互の絆を深め、また郷土与論島との絆を大切にしていきたいものです。「誠」という漢字は「言」が「成る」と書く会意文字であります。
実行力のある役員会として、これまで以上に「楽しい与論会」を目指して参りますので、会員の皆様方には尚一層のご理解とご協力を頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。
令和8年 元旦 東京与論会会長 竹澤 賢司







