第63回青少年読書感想文全国コンクール(全国学校図書館協議会、毎日新聞社主催、内閣府、文部科学省後援、サントリーホールディングス協賛)の受賞者が発表され、県内からは与論町立与論小2年、山田慶吾(けいご)さん(8)が文部科学大臣賞(小学校低学年の部)に、また、鹿児島市立吉野東小3年、田代瑛大(えいた)さん(8)が全国学校図書館協議会長賞(小学校中学年の部)に選ばれた。全国2万5847校、合わせて430万7256編の応募の中から、ともに全国レベルの特別賞に輝いた。

◆宇宙の本読みたい

文部科学大臣賞 与論町立与論小2年・山田慶吾さん
先祖から受け継いだ命の大切さを描いた絵本「いのちのまつり」(サンマーク出版)を取り上げた。住んでいる与論のエイサー踊りと先祖供養の関わりをテーマに、応募作品の中では「ぼくはいただいたいのちを大切にしてがんばるよ」「これからも、こころをこめて、えがおでエイサーをおどります」とつづった。

鹿屋市に住んでいたころ、家族で内之浦にロケットを見に行ったことがきっかけとなって、ロケットや宇宙の本を読むのが好き。母親の読み聞かせで本に親しんだだけでなく、最近は4歳の妹のために絵本を読んであげることもある。NHK大河ドラマの影響もあって「これからは西郷(隆盛)さんの本や与論の物語も読んでみたい」と夢が広がる。    (記事・写真共:毎日新聞2/7鹿児島地方版記事より)

◆受賞した山田慶吾君の感想文です。(与論町地域起こし隊・佐藤信伸幸さんのfacebook投稿より)